西国三十三所巡礼について

西国三十三所巡礼について

全国には600以上もの札所巡りがあり、坂東三十三観音、秩父三十四所観音霊場、四国八十八ヶ所霊場などが 代表的な霊場巡りです。 中でも西国三十三所巡礼は最も歴史が古く、718年に徳道(とくどう)上人が閻魔王から授かった「三十三の宝印」 にしたがい霊場を設け、約270年後に花山法皇によって再興されました。 なお「三十三」は『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぽんだいにじゅうご)』 (観音経)に説かれる、観音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来しています。 西国三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し極楽往生できると言われています。

西国三十三所観音霊場の場所と地図について

西国三十三所観音霊場は、2府5県(和歌山県、奈良県、大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県)に点在しており、京都の清水寺のように有名な寺院や由緒ある古寺など印象深い寺院が沢山あります。 また、番外札所は、私が把握している寺院だけでも2府5県(和歌山県、奈良県、大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、長野県)に点在しています。 特に番外札所は長野県(善光寺)まであるため、距離は三十三所よりも遠くなります。
西国三十三所と番外札所の寺院の場所は、下記の地図を参照ください。
「西国三十三所と公式番外の地図」は、Googleで以前から掲載されており、三十三所と公式と呼ばれる番外札所(菩提寺、元慶寺、法起院)も掲載されています。
「西国番外札所の地図」は、公式番外札所と私が調査した8ケ所の寺院の場所(計11カ所)を掲載しており、このサイト独自の情報です。
なお、それぞれの寺院のルートマップは、西国三十三観音霊場所西国番外札所のページで札所毎に記載しています。
巡礼時に役立つ地図については西国三十三所巡礼の準備のページで紹介している書籍をお薦めします。

西国三十三所と公式番外の地図 西国番外札所の地図
西国三十三所観音霊場の地図 左の地図をクリックすると
大きな地図を表示します。
西国番外札所の地図 左の地図をクリックすると
大きな地図を表示します。

巡礼の順番について

一番札所から順番に巡礼する必要はなく、番外についても三十三所巡礼の間に参拝しても問題ありません。 豊山 法起院長谷寺と、熊野妙法山 阿弥陀寺青岸渡寺と合わせて廻るのがいいと思います。

そもそも三十三カ所の順路は色々とありました。最も古い記録である、天台座主(ざす)行尊の「三十三所巡拝手中記」では、一番が長谷寺、三十三番は三室戸寺になっています。
それ以外にも、長谷僧正の「参詣次第」、覚忠大僧正の「三十三所巡礼記」がありますが、これらも 青岸渡寺を一番、三室戸を三十三番にしていますが巡拝の順序はまったく異なっています。 ほかにも中山寺六角堂が一番にしているものなど色々とあったようです。
現在の順路になったのは、室町時代から江戸時代にかけてと言われています。 これは、関東から伊勢神宮を参拝し、その後、那智へ向かい近畿を一巡して帰ってくるのが 最も便利だったためと考えられています。

西国三十三所観音霊場のアクセスについて

私は基本的に自家用車で巡礼しましたが、京都や奈良の市内については私鉄を利用しました。
山道では1車線しかないところがあり、対向車のために「譲りエリア」まで数十メートルもバックしたこともありました。 また、各寺院の駐車場からは徒歩となりますが、急な坂(山道)や長い階段が続く難所があります。
西国三十三所の難所のページで、寺院までのアクセスや駐車場からの難所をまとめていますので併せてご覧下さい。
急な坂や階段を登るのが難しい方の場合、旅行会社の西国巡礼バスツアーに参加し、添乗員さんの代行で御朱印をいただく方法があります。 西国巡礼バスツアーは1~33番札所まで6日間で一気に行くツアーや、日帰りで数カ所ずつ巡礼するツアーがあります。 日帰りツアーの場合「第一番札所 青岸渡寺」ツアーのみ参加と言ったこともできます。
逍遥ブログに西国三十三所のバスツアーやタクシー巡礼について 調べた結果をまとめていますので併せてご覧下さい。

手段 メリット デメリット
自家用車
  • 好きな時に出発できる。
  • 天気などの状況で出発を判断できる。
  • 好みの観光スポットに立ち寄れる。
  • 1人でも巡礼できる。
  • どこの番外札所でも巡礼できる。
  • 3時間以上、運転することもある。
  • 細い道(山道、観光地)を運転することがある。
  • 難所(山道、階段)を避けれない。
  • 全て自分で調べる必要がある。
  • お酒を飲めない。
公共交通機関
電車・バス・タクシー
  • 比較的好きな時に出発できる。
  • 天気などの状況で出発を判断できる。
  • 好みの観光スポットに立ち寄れる。
  • 乗っているだけで目的地まで移動できる。
  • お酒が飲める。
  • 1人でも巡礼できる。
  • どこの番外札所でも巡礼できる。
  • 始発や終電などを意識する必要がある。
  • 乗継ロス等のため移動時間がかかる。
  • 難所(山道、階段)を避けれない。
  • 全て自分で調べる必要がある。
バスツアー
  • 添乗員の代行参拝により、難所(山道、階段)
    避けることができる。
  • 先達様などによる解説がある。
  • 乗っているだけで目的地まで移動できる。
  • ツアー独自のプレゼントがある。
  • お酒が飲める。
  • 1人でも参加できる。
  • 事前に予約する必要がある。
  • 日程を変更できない。
  • 自分の行きたい観光地へいけない。
  • 巡礼できる番外札所は限られている。
  • バスの時間が決まっており
    待ち時間が長い。
  • 団体(30名程度)ゆえの制約がある。

宿泊について

関西から出発する場合、三十三所の観音霊場については、すべて日帰りで参拝することも可能です。 私の場合、観光地を訪れたかったため1泊2日の巡礼も行いました。 宿泊したのは一般的なホテルですので、お一人の巡礼でも問題なく宿泊できます。 関西発のバスツアーの場合、基本的に日帰りツアーで、御礼参りの善光寺が一泊二日になっています。
逍遥ブログに西国三十三所で利用するのに適したホテル一覧を まとめていますので併せてご覧下さい。

巡礼の時期について

沢山の人がお寺に訪れたい時などは、避けた方がスムーズに巡礼できます。できれば、平日がいいと思います。 特に、下記のような場合は避けた方がいいと思います。

(1)紅葉の季節
 沢山の人がお寺を訪れるため、避けた方がいいと思います。
(2)松葉ガニの季節第二十八番札所 成相寺第二十九番札所 松尾寺
 両寺ともに山奥にあり、雪が降ると危険なのでお薦めできません。
(3)真夏雨天第四番札所 施福寺
 1kmにおよぶ山道を登るため、夏場や雨天は避けた方がいいと思います。

巡礼の時刻について

札所によって異なりますが、納経受付は16時頃に終わる寺院があります。また、季節によって時刻が変わるところもあります。
事前に 公式ホームページ で調べてから巡礼に向かうのがいいと思います。

西国三十三所めぐりのスライドショー

西国三十三所観音霊場めぐりで撮影した各寺院や御朱印の写真をスライドショーとしてまとめたビデオです。1本約6分の3部構成になっており18分程で満願達成できます。三十三所と3番外札所の36寺院の記録を巡礼できます。

西国三十三所観音霊場の旅1

第一番 那智山 青岸渡寺
始り 青岸渡寺 終り 醍醐寺
番外 法起院 時間 5分54秒

一番札所青岸渡寺から十一番札所醍醐寺と番外札所法起院の旅

西国三十三所観音霊場の旅2

第十六番 音羽山 清水寺
始り 正法寺 終り 総持寺
番外 元慶寺 時間 5分54秒

十二番札所正法寺から二十二番札所総持寺と番外札所元慶寺の旅

西国三十三所観音霊場の旅3

第二十九番 青葉山 松尾寺
始り 勝尾寺 終り 華厳寺
番外 菩提寺 時間 6分0秒

二十三番札所勝尾寺から三十三番番札所華厳寺と番外札所菩提寺を含む満願達成の旅

西国巡礼バスツアー

阪急交通社

クラブツーリズム

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